終身年金は値上げになる2006年08月02日 12:45

「生命保険が安くなる」
http://genki-morita.asablo.jp/blog/2006/07/24/
で書いたように、
「標準死亡率」が下がるので、来年春には定期保険などの保険料はグッと下がる可能性が出てきました。

ところが、
「標準死亡率」が下がるので、保険料がグッと上がる可能性のある保険もあるのです。
それは、個人年金保険の「終身年金」。
一生涯にわたって年金を受け取ることのできる終身年金は、死亡率が低くなれば、保険料が高くなるのが自然です。

このことに気付かせてくれたのが
アクチュアリー・証券アナリスト・1級FP技能士である野上憲一さんによるサイト「保険・年金情報センター」です。
http://www.knity.com/unchiku/htm-bin/archives/cat_aeica.html

来年春に終身年金の保険料が上がる見込み、
というような新聞報道はまだないのですが(※)、
近い将来に値上がりしても不思議ではありません。

終身年金に加入するには、
今はまだ予定利率が低い、と考えているのですが、
死亡率の見直しによる保険料の値上げの可能性を考えると、早めに加入した方が得策かもしれません。

今後も関係する情報に注意を払っていきたいと思います。

※ ブログ「生命保険 ここが知りたい!」の秋吉哲雄さんから
早速TBいただきました。
読売新聞では8月2日の記事の中で
年金と医療保険の値上げの可能性について言及しています。

秋吉さんのブログ「生命保険 ここが知りたい!」はこちら
http://app.blog.livedoor.jp/hoken_info/tb.cgi/746123

保険はちょっと大きめがいい2006年08月15日 15:29

今日の日経新聞朝刊の記事によると、
――保険各社が特定の医療技術を指定する「高度先進医療」などを対象に、治療費を保障する医療保険を相次いで投入している――(中略)――将来、高額の医療費がかかることを危惧している個人顧客の取り込みを目指す――とあります。

「大きな死亡保障はいらないけど、病気をした時の保障はもっと欲しい」という人が増えているので、保険会社もそれに合わせて新商品を投入しているんですね。

以前、『月刊がん』という月刊誌で
「がんと闘うマネープラン」の連載を担当していたことがあります。

残念ながら今年3月に廃刊になってしまいましたが、
大きな病気やケガをした場合について、じっくりと考える機会が持てました。

もしも、自分や家族がそうなったら、
「お金がかかっても、最先端の治療を受けたい、受けさせたい」
「お金がかかっても、個室の方がゆっくりできるかもしれない」
と私も考えるだろうと思います。

「するかしないかわからない入院に備えて高い保険料を払うよりも、貯蓄をした方がいい」というのは正論なのですが、これからは、お金をかけて質の高い医療を受ける時代にもなるのではないかな、とも思います。
「ウチの貯蓄は充分とはいえない」ならば、保険はちょっと大きめがいい、と思っています。

「家計の株・投信 値上がり益最高」です2006年08月31日 16:17

今日の日経新聞朝刊の一面では
「家計の株・投信 値上がり益最高、62兆円」
の記事にだんぜん注目しました。

なんでも
「個人が保有する株式や投資信託の値上がり益(含み益と売却益の合計)は2005年度に62兆4千億円と、過去最高となったことが日銀の資金循環統計で明らかになった」
そうです。

確かに私も持っていた投信や株が値上がりして嬉しかったです。
(値下がりしている時はガッカリしますから)

でも、金融広報中央委員会の調査によると、
このように元本割れのリスクのある商品を持っている人は21.8%で、まだ5人に1人の少数派のようです。
 →「家計の金融資産に関する世論調査 平成17年」
http://www.shiruporuto.jp/finance/chosa/yoron2005/pdf/syukei1.pdf

家計相談でも、資産は全て預貯金という方が少なくないので、「公社債投信など値下がりリスクの少ないもので、10万円くらいからはじめてみては?」とアドバイスすることがあります。

株や投信は、もちろん下がる時もあるけれど、上がる時もある。
値上がりと値下がりの両方を経験していくと、株や投信と上手に付き合えるようになると思います。よく言われますが、「習うより慣れろ」です。

まだの方、ちょっとだけ、はじめてみませんか?